この島は語りかける

オアフ島ホノルルに降り立ったときからなんだか違和感があって「ハワイ島、行こう」って感じでかなり弾丸だったけどハワイ島コナを目指した。

 

ハワイ島には一応メインとなるものが2つあってマウナケア山頂の夕日と、火山のどっちかは見たいなぁと思っていた。ネットの情報によると山頂の夕日の方が火山より人気があると書いてあったから迷ったのだけど。意見を聞きたくて以前ハワイ島の投稿をしていた友人バティに相談したら

「まいまいハワイ島は最高だ!!!どっちも素晴らしい!!感性で選べ!!」

・・・。

 

とってもわかりやすいアドバイスを頂いたので火山を見に行くことにした。その一言がきっかけで私の直感センサーに火がついた。 そのメッセを見た瞬間に決まった。 「溶岩・・・溶岩めっちゃ見たい!!溶岩見たい!!!バティありがとう!」 そういうわけで火山を選んだ。

そこは地球で唯一、コアから直でマグマが吹き出している場所らしい。

 

 

ハワイ島というこの島は不思議な島だった。 世界にある13 の気候のうちツンドラと砂漠以外11の気候がこの島にはある。 だからこの島を走っていると不思議なことが起きる。

 

 

何もない真っ黒な溶岩地帯がずっと続いていると思ったら突然、青々とした葉っぱの牧場が現れ、気持ち良い晴天、暑い陽射しが続くと思ったら、一気に雲が出る。常夏のイメージなのに暖炉のある家がいくつか並んだと思ったら。次の瞬間に突然ジャングルが出てくる。虹も出やすい。不思議な島。

 

動物や虫たちも、人も、それぞれの地区にのんびり暮らしている。

この島に住んでいる人たちはのどかで、朝目覚めたらイルカと泳ぎ、午後は山に入ってスノボをする生活もできる。仕事があってもいい波が来ると仕事は休みにしてサーフィンに行ってしまう。

「仕事はまた探せばいいけどこの波は次いつ来るかわからない」 "自由"この島の人たちは心が輝く方を選択する。

 

自由気ままに、生きる。

 

 

そして、一言で言うと私はこの島に惚れてしまった。 この島の自然はさ、私に話しかけるんだよ。

 

 

「この星を案内してあげよう」って、巨大なシダの木が話しかける 通り抜ける湿っぽいあったかい風が私をハグして 木の揺れ方はしなやかで色っぽい。 地面が「どこまでも行けるよ」って、広い大地を見せてくれる

 

 

月は22時にならないと上がってこない。 どこの角度を見ても

「これ全部星なの!?」と思ってしまうほどの星が キラキラ瞬いて輝いては、雲が流れて見えなくなって。

星たちは子どもっぽくて、かくれんぼで遊んでいるように隠れては いたずらっぽくまた出てくる。

 

 

この島は、生きている。

 

 

 

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空は鳴る。

 

「この星はこの宇宙のたった一つで、 お前もこの星のたった一人。

 

すべては、本当の意味で一つしかないし、 すべては、本当の意味で一つだ。」

 

 

 

 

 

 

そして静かに煙を出し続ける火口の

強く凛とした女神が言った。  

 

 

 

 

 

「どうせ生きるなら、ぶち抜けろ」

 

 

 

 

 

 

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iammai

 

 

 

 

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*インタビュー記事 アセナビ http://asenavi.com/archives/6169 開発メディアganas http://www.ganas.or.jp/20160302flyhigh/

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