フィリピンにこだわる理由

caravanでは陸路を経由してタイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー等いろんな国に行く予定です。 その中で、なにが起こっても最終目的地はここだと決めている国があります。 フィリピンです。 今日はなんでフィリピンなのか描いてみようと思います。

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学生時代、BUKASという海外教育活動団体を設立し、学生を海外に出しまくるような活動をしてました。 その後、お世話になったHOSCAというNPO団体でなんの知識も語学もないのにスタッフをやらせて頂いてました。(ここで学んだことはまた後日書きます。) その関係で、フィリピンという国で何度か活動させて頂いた過去があります。 なんで最終目的地がフィリピンなのか。 それはバハイトゥルヤンという孤児院で出会った子どもたちとの

約束があるからです。

子どもたちと 絵の具いっぱい使って絵を描いて。 川で泥んこになって遊んで 一緒に掃除をしたり ご飯を食べたり。 笑って過ごした時間が本当に楽しかった。 親と過ごせなくなってしまったいろんな背景を持つ子どもたち。 可愛らしい子どもたちの無邪気な笑顔に 元気をもらった。 「なんで、この子たちが棄てられてしまったんだろう。なぜ一緒に暮らせなくなってしまったんだろう。」 自分がしてあげられたことは なにもなかった。 そんな子どもたちは別れ際に たくさんのメッセージや絵を描いて 私たちにくれました。 「また会える!?」 キラキラした瞳で聞いたマイクというその子はすぐに、 「出来ないんだったら、無理に会えるって言わないでいいんだ。出来ない約束はしないで。」 本音で言ってくれた。 その言葉は 親に捨てられた子どもの 辛い過去を通り、自分を守るために、人との関係を信じるために言ってくれた 誠意のある深い言葉だった。 私も。誠意をもってしっかり答えなくちゃと 泣きそうになりながら強く思ったんだ。 学生だったし 社会人になったらいつフィリピンに、来れるかがわからなかったから 本当にここに来れるか すぐには声が出せなくて。 それでも本当にこの子たちにまた会いたいと思ったから 私は言った。 「I promiss you.absolutly.」 「約束するよ!絶対だ!」 そう言って別れた。 こんなに強く約束したのは初めてで なにか使命感みたいなものを感じて泣いてしまった。 あれからもう、4年経つのかな。 子どもたちは 覚えているかな? 待ってろ子どもたち。 もっと、でっかい夢と トランポリン持って 絶対会いに行くからね。 I promiss you. iammai iPhoneからの投稿