あなたへの手紙

お久しぶりです。石原舞です。 今日は、石原舞の講演会に一度でも来ていただいたことのある方にお手紙を書いています。   お元気ですか?少し長いのですが、読んで頂けたら嬉しいです。  

 

先日は、私の講演会にお越しいただいてありがとうございました。私は皆さんの前で夢を語った後、現実に向き合うために何度もカンボジアへ戻りました。   

講演会でみなさんの前で堂々と夢を語る裏側では、カンボジアに戻る旅に、全然夢に届かない自分やみんなの応援に応えられない自分がいっぱいで、正直、とても苦しみました。     

FLY HIGHの活動は、"ただ、子どもたちを笑顔にすること"です。

      お医者さんじゃないから病気を治してあげることもできないし 学校に通えない貧困地域の子どもたちを学校に通わせてあげることもできません。    だから

     「どんな成果をあげたんですか?数字だとなにか表せる物はありますか」という質問を貰うたびに その時その一瞬の笑顔しか生めない自分に、何も言えなくなって、何度も悲しくなり落ち込みました。 それでも、成果を見せられたらもっとたくさんの人が共感してくれるのかもしれない。ない頭を振り絞って長いこと悩みました。          それでも何を試してもやっぱり、今の私にはトランポリンを担いで村に行くのが精一杯でした。一瞬の笑顔を生むのに精一杯でした。    

 

 

そんな自分が嫌になりそうな私は、先日小学校での講演で、気がついたら生徒200人の前で「私にはなにもできないんだ」と泣きそうになりながら話していました。すると、学校の先生がある話を教えてくれました。

      小学校のこの時期は、大縄跳びの大会があるそうです。 みんなで跳んで、たくさん数を数えられたクラスが勝つそうですがその練習の時に、数を数えつづけると、ある時誰かが引っかかった時にみんながその子を責めてしまうそうです。そんな姿をみた先生は悲しくなって学級会でみんなで相談します。そして

  

「数を数えない」   という選択をしたそうです。

    その後、数日経ったある日先生がふと校庭を見ると、いじめられがちで学校に通いづらくなっていた子どもが、 みんなと一緒に笑って大縄跳びをしていたのだそうです。         数字や目に見える物をどうしても追う世界に私たちはいます。 目に見える物の方が安心だから。

     だけど、大縄跳びの数を大事にするのではなく、楽しく跳ぶことを大事にしたら 笑顔が増えるのだと 先生と子どもたちは教えてくれました。     

    私は、この言葉に励まされて、 やっぱり成果を追うのが私は苦手だから 楽しいこと、嬉しいこと、優しいこと そんな目に見えない物を重ね続けて生きていくことをいっぱいしたいなと思いました。

    改めて私の命の使い方があるのなら、 世界中の笑顔のために使いたいと思えるようになりました。 なので、ここ数日前からまた、元気な私が返ってきました。     

 

        10月23日(日)にモンベル渋谷で講演会を行います。 旅の話をしていた以前の講演会よりももっと、 みなさんの奥底に響くような現実的な話ができると思っているのですが。 まだ人数が集まっておらず、少し焦ってます。

         今までは、時間の都合上旅の話しかしてこれなかったので、 今回は私が現地カンボジアの活動の中から感じる世界のメッセージを みなさんにお届けしたいと思っています。

      だから本当は初めての方ではなく、2回目以降の方に来て頂きたいと思っているのです。

    私が会場でお届けするのは、言葉やストーリーではなくエネルギーだと思っています。 私の体の奥底から、命使ってお届けするパワーを感じていただければ嬉しいです。

        

  きっと、人生がより愛おしくなるような感動と 自信に眠る力が目覚める時間になるのではないかと思っています。

    今日も あなたが笑えば、この世界中にもっともっと幸せは広がります。  

 

23日に会場でお会いできたらとても嬉しいのですが、そうでなくても みなさんが今日も世界のどこかで笑ってくれていたらそんな幸せはありません。    

 

 

 

*詳細  10/23(日)モンベル渋谷 14:00〜 参加費3000円 定員50名    

 

 

【予約方法】   facebookでの参加表明ボタンと 以下予約フォームへの参加申し込みをよろしくお願いします。 →https://www.facebook.com/events/1141633475901927/

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