「お手紙、届きました。」

連日40度越えのこの暑いカンボジアで風邪ひいた。 大したことないんだけど。 ちょっっっっと・・・しんどい。

私みたいに勢いだけで生きていると思われがちな人間もたまに風邪をひくこともある。 やりたいことはいろいろあるのに、なんだか前に進まない

そんなこともある。

 

「本が好き!」というその名の通り本好きが集まるコミュニティで頂いたたくさんの書評の中の一つ。本当は一つ一つ紹介していこうと思ったのだけど、今日は風邪ひいているから許してね。 それでは私に元気をくれる書評たちの中の一つをご紹介します^^

夢は叶う。行動すればチャンスが巡ってくる。143センチの小さな娘が45キロのトランポリンを担いで世界の笑顔をつなげる旅。 いやあ、この手の夢に向かって頑張るノンフィクションものには、弱いんですよねえ。今回も感動しました。長く待たされる事で有名な病院の待合コーナーで読んだのですが、最後まで読みたくて、まだ呼ぶなよ〜と思いながら読んでいました。しかも、あまりに感動して涙をこらえるのに必死。何度も途中で読むのをやめて、心を落ち着けてから先に進みました。著者は、石原舞さんという20代の女性。 身長143センチのちっちゃな身体に超超超超パワフルな行動力をあふれさせている。石原さんは、スポーツインストラクターとして働いていたけれど、社会人生活に馴染めず心身ともに疲れきり、うつ寸前だった。そこで、救いになったのは教えていた体操教室の子どもたち。子どもたちの笑顔を見ると、自分も笑顔になれた。きっと、自分のように子供の笑顔で救われる人がきっといる。 トランポリンに世界の子どもたちを乗せて笑顔にしたい。 笑顔になった子供を見て、周りの大人を笑顔にしたい。 「ただ笑顔を繋げたい」 そして、石原さんは、仕事を休職し、仲間と共に45キロもあるトランポリンを担ぎ、アジアをめぐる旅に出る。そして、自分たちがやっていることに意味があるのか悩み、でも、目の前にいる人を幸せにすること、愛情を注ぐことしか出来ないと前に進んでいく。なんだろう。このパワフルさ。 ラオスでは、お坊さんにもトランポリンを飛んでもらいたいと、お寺に行くが、戒律で断られる。 しかし、とても大切な言葉をもらう。 Where will you go?(あなたはどこに向かって生きている?) 石原さんは、あとがきで「私の夢は、サンタクロースになることです。輝く笑顔を紡ぎ続けて歩き続けたら、どれだけ幸せな人生だろう?」と書いています。そして、本書の冒頭には大きな字で「世界の笑顔を繋ぎ続けたい。純粋にただそれだけで。生きていきたい。」と。夢は描けば叶う。行動すれば、チャンスが巡ってくる。 さて、あなたは、どこに向かって生きていますか? 私はどこに向かって生きているんだろう? 石原さんの幸せな気持ちがあふれている素敵な本です。 お気に入り度:★★★★★ 掲載日:2016年03月28日

病院の待合室で、心そわそわしながら読んでくれたこととか、ものすごくリアルに想像できて。涙をこらえるのに必死だという言葉と共に読み進めてくれていたこと。 書評を書いてくださったことの気持ちを想像したら、なんだかもう心がいっぱいになってしまって。こんな風に、私が書いた文字で、感動してくれる人がいるなんて、必死で文字を打っていた私は想いもしなかったから。

その書評を読んで、逆に感動をしていたのは自分だった。

 

この感動にお礼が言いたい。

 

amazonレビューにお手紙を書き始めたのは実は。この書評を読んでからだった。 書評を書いてくれた方に感謝がしたいと、ブログで想いを伝えようと思ったからだった。

そしてamazonレビューにお手紙を書いていたらついにレビューを書いてくださった方と繋がれる時がきた。

「お手紙受け取りました」

と、メッセージが届いた。 レビューを書いた方がこのブログを見つけてくれた。

まだ会ったこともない人と、繋がった。 ここから始まる物語があるのだと思うと

それだけで世界が美しく見えるような気がする。

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「本が売れない時代ですから」とかそんな言葉を聞く。 そんなこと知ってるわ。わかってるよ。  

でもそれを理由に出版やめるとか、それを理由にがんばってる人を批判するとか そういうの、私は嫌い。  

CDが売れない時代だからとか。 そんな理由できっと、私の大好きなアーティストたちは。 私の大好きな詠美衣やアライヨウコをはじめとする仲間たちは    

大好きな歌を 諦めたりなんかしない。  

 

たった一人に届くその暖かさは一体 この一冊で繋がった海を越えたご縁は

       

いくら分だと思う??? ここに繋がる温度にいくらの値段をつけられると思う???

 

 

売れる時代とか売れない時代とか その基準ではもう計りきれない熱量がここにある。

  そしてこの温度から生み出される価値は 売れる売れないを遥かに超えて 次の新たな価値を生み出し続けるわ。

 

 

 

世の中で言われる常識、 外の環境、外の常識だけで行動を制限したり、

誰かを批判するのは簡単だけど

    本当の真実は 外にある環境や常識では決まらない。  

 

 

 

ガリレオ・ガリレイは 天が動いてるという世間の常識に反して、地動説を唱えた。   「天じゃなくて、地球が回ってんだよ!!」   世界中の全ての人に反対されたとしても 正しいと思ったことを貫いた。       常識よりもなによりも、 自分の真実を守った。  

もしかしたら数年後、やっぱり天動説だった!なんていう風に 常識が変わったら面白い。

  天動説でも地動説でも私はどっちでもいいけど。

  今の時代の常識にたとえそれが反していたとしても 自分の判断でなにかを信じて突き抜けていく人は かっこいいと思う。  

 

 

 

 

いつだって

時代は動く。

 

 

 

常識の狭間で悩んでいる全ての人たちへ

それが本当に誰かが幸せになる非常識なら

大事に握っていいんじゃない。

 

 

 

 

 

iammai