【ディズニーランドに来たピーターくんの感想の中で、ぶわっと揺さぶられたこと。先に言っておきますが、決してディズニーランドを否定してるわけじゃない!あしからず!】
先日、日本に帰国した時に、彼をとある場所へ連れて行った。
日本人だったら一度は行ったことのある場所じゃないかと思う。 東京ディズニーランド!いえーい!
テンション上がる私。最後に行ったのはいつだろう。もちろんピーターさんにとっては人生初のディズニーランド!!! 楽しんでくれるかなぁ⭐︎ 初めてだしなぁミッキーと写真撮りたいとかって言うのかなぁ♪
早朝から遊ぶ元気はなかったので昼過ぎ14時くらいから遊びに出かけた。
私の想像とは裏腹にグーフィーと写真を撮ろうと群がる人たちにドン引き。もはや「怖ッ!」と逃げる彼でした。 「グーフィーグーフィー!!!」・・・とお花畑状態になっていたのは残念ながら私だけでしたね。笑
※ピーターくんがどっかに行ってしまったため一人でグーフィーと写真撮るわたくし。顔疲れてる!w
普通に1日過ごして、無難にパレードを見て帰って来た。 ディズニーの中では、彼は私に合わせて喜んだりしてくれていた。
山系のアトラクションに並んでいる時 岩の壁を触りながら彼はポソッと言った。 「岩でさえもフェイクだ・・・」
その言葉がなんとなく気になっていたのだけど帰りの電車の中「どうだった?」と聞くと、彼の感想はこうだった。
いろいろハッピーな感想もあったんだけど、今日は一番ぶわっと揺さぶられたことだけここに書いておこうと思う。ですが彼は決してディズニーランドを否定してるわけじゃないので、こんな風な見方もあるんだぁ。くらいの気持ちで読んでもらえたらと思いながらね、読んでってもらえたら幸いです。
「結構な入園料を払ってでも。60分以上の列に並んでも。 夢と魔法の世界がフェイクだとわかっていても。 それが必要な国ってことかもしれない。」
というようなことだった。
夜の電車の中、疲れ果てて寝ているサラリーマン。 イヤホンをしながら下を向き、無表情で携帯に意識を注ぐ人たち それを見ながら放った言葉が、いい感じに疲れた身体に響いた。
例えばカンボジアという国は、店員同士でふざけあってきゃっきゃっと騒いでいると思ったら、思ってもないところから突然200%ナチュラルな笑顔が飛んでくることがある。
駐輪場にバイクを止めておいたのを出してくれて、ありがとう!言った瞬間300%ナチュラルで可愛すぎる瞳のキラキラが飛んでくる。 そしてそれはとても可愛くて、圧倒的にフェイクではない。 ありのままの自然だ。
「だからフェイクじゃなくてもナチュラルな幸せに触れられるカンボジアという国には、そういう意味ではディズニーランドはいらないかもしれないね。」
ちなみにこの時の彼の表現では、フェイクの反対はナチュラル。 嘘の反対は”真実”ではなく”自然”という言葉だった。
ディズニーランドの来場者数は、震災の後の年が最も多かったと言われているらしい。辛いことや悲しいことがあった時は特に。それがフェイクだとわかっていても、ディズニーランドの魔法が必要とされているのかもしれない。
自然じゃないものに向かって進もうとする 不自然でもそれを求める。
そう言われてみれば確かに、日本という国を広い目で見るとお洒落でもそうだ。
見ればすぐわかるのに厚底の靴を履いて、マツエクをしてカラコンをつけて、目を大きく見せる。太っていると思う部分は隠すし、老けないようにお肌のケアに必死だ。ちなみに石原舞は厚底ヒール崇拝者。
一方オーストラリアの女の子たちはカラコンに興味がないみたいだった。普通におしゃれ意識の高そうな女子が「舞のヒール高ッ!よく歩けるね!」パーティーの時くらいじゃないとヒールは履かないって言っていた。 (もちろん人によるけど20代の女子たちと話しているとそういう子が多かった)
もちろん美容グッズは好きだけど ”いかに若くいられるか、若く見せられるか。”というよりは、
”どう美しく年をとるか”の方が重要なようだ。
不自然ではなく、自然を選ぶ。
たとえ不自然でも。飾り続けるような進み方を好むのは日本独特の国民性や企業側の戦略上そんな思想になってしまったのかもしれない。 もちろんそんなフェイクに助けられることもたくさんあるのだけど。
「自然に返ることも幸せなのに。」
小さな声でそういう彼の横顔を見ながら私は ほんの少しだけ、本物の岩や滝に触りたくなった。
そしてディズニーランドに関してはカヤノヒデアキさんの発想が大好きなのでディズニーランド関連として一緒に載せさせてもらいます^^ この人もまた、本当に天才だと思う。
本当は彼の文章をそのまま載せたかったんだけどなんだか見つからなかったのでこんな内容だったというのをシェアします。
ディズニーランドに行って周りの現実が絶対に見えないという完璧な夢と魔法の世界にいい感じの敗北感(さすがディズニーランドだわ!みたいな)のを感じていたのに一つだけ残念なことがあった。
それは全てのアトラクションの最後にスポンサー名というか企業名がドドーーンッと出るところだった。
その瞬間一気に現実に引き戻される。 そこで彼の提案は
この中で、ある企業がこう言ったらどうだろう。
「ディズニーランドの夢の世界に賛同したいから、我々の企業の名前は秘密にしておきましょう。」
そしたら夢の国はもっと夢の国になるし、もし自分がその企業の社員だったらとても誇らしいと思う。逆に知名度が上がるのでは?というような発想だった。
私はこの話がとても好きだ。
そしてディズニーランドのスタッフさんのミラクル素敵な話とか、個人的には大好きです。 彼が日本語わかればyoutubeで何度も見たタートルトークも見に行きたかった! 次回もっと日本語わかるようになったらタートルトーク行きたい!
藤井みのりとコラボイベント8/18-22
前回の藤井みのりとのイベントに関してはこんな感じでした
"世界一周なんてするより、本気で恋する方がよっぽど冒険だ。 それでも恋するFLY♡M "
*FLY HIGH世界の笑顔を繋ぐ旅 書籍予約・amazonレビューはこちらから^^
最近の恋mai "おはようって言いたかっただけ"
*石原舞インタビュー記事
アセナビ
http://asenavi.com/archives/6169
開発メディアganas
http://www.ganas.or.jp/20160302flyhigh/
iammai